第1話「終わりの始まり」-12

交流シーン

じゃあ最初に二人にちょっとだけ出てきてもらって、情報を共有しましたでいいですか?

エメスPL
エメスPL

共有しましょう、はい

アスラ
アスラ

すごいわ! そんなことまで調べちゃうなんて!

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

だが託された術具を使いすぎてしまってな。すまない

アスカ
アスカ

ああいや、このためにしか作ってねぇからな。それよかこっちは外れだったから、マジ助かったぜ。呼んでよかったな

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

運が良かったんだ

アスラ
アスラ

運も実力のうち、って! それじゃ、突入前に休憩しましょ? 危険っぽいから体力万全にしなきゃ!

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

そうだな

アスカ
アスカ

今みんな気絶してんだ。ちぃとくれぇ食いもん拝借したってバレやしねぇよ

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

まぁ、それを止める権利はないかなw

九十九PL
九十九PL

放置していたものは腐ってそうですよね。むしろどれだけ食べられるものが残ってるかっていうw

アスラ
アスラ

缶詰専門店っていうのがあったの! アタシあれ気になるわ! 缶詰なら腐ってないはずでしょ?

アスカをガッて引っ張って、連れて行きますw

アスカ
アスカ

あぁ!? ちょっ、引っ張んな! ま、また迎えに来るからな!!

九十九PL
九十九PL

この世界に缶詰はあるのか

缶詰くらいならあるでしょう

エメスPL
エメスPL

でも窒素ガス封入してないと思うから、腐りやすいんじゃない?w でも一週間くらいなら

そうそう。
あ、しまった、交流カード引いてもらってなかった。お願いします

九十九PL
九十九PL

あ、はーい

9とキング。(交流表を参照して)宿、まぁ空いてるよね。教会、まぁ空いてるよね。どこに行っても入れます

エメスPL
エメスPL

教会行こう教会

九十九PL
九十九PL

じゃあ教会で

はーい、聖天教の教会です。天蓋を崇める的なので聖天教なのですが、聖女という概念があって、それは女帝を神格化したやつです

エメスPL
エメスPL

ああ、そうでしたね

聖女像とかある。偶像崇拝してるので

エメスPL
エメスPL

結構大きな街らしいから、そこそこきらびやかな教会なんでしょうね。
とりあえず話してみましょうか

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

教会といっても、俺たちが知っている教会ではないんだな

エメス
エメス

聖天教。あれが聖女様。でも、共通してる部分も多いね。この雰囲気とか

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

そうだなぁ

エメス
エメス

共通してるものは多いんだ。……実はさ

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

ん?

エメス
エメス

ここが異世界だって分かったときに、ちょっと期待したんだよね。なんというか、ここが夢のような場所なんじゃないかって

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

ああ

エメス
エメス

いわゆる楽園というか、人々が生活してるのを見て思ったんだ。もしかしてここなら、いや、実際にそうだったんだけど、姿を隠さず人と吸血鬼が同じようにいられるんじゃないかって

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

そうか

エメス
エメス

でも実際は楽園じゃなかったね

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

ああ

エメス
エメス

ここでもやっぱりいろんな問題があって、それは種族の差だったり、あるいは貧富の差だったり、業血鬼の問題だったりするんだけども、ここは楽園じゃなかった

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

だがこの世界にも、今の状況を打開して、何とかしてよりよい世界にしようとする人たちがいる。もしかして、エメスを連れてきた女の人は、俺たちにそういった人たちの手助けをしてほしかったのかもしれないな

エメス
エメス

何をさせたかったんだろう。この世界を救えっていうのは

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

世界を救えというのは、範囲が広すぎるな……。
エメスは、もしここが楽園だったら、ここに残りたかったかい?

エメスPL
エメスPL

ああ、その振りは助かりますね

エメス
エメス

どうだろう。でも私は東京でやり残したことがあるって感じてる。何をやり残したのかは全然分からないんだけど。だからきっと、この場所を好きになったとしても、結局は帰ろうとするんじゃないかな

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

そうか

九十九PL
九十九PL

どこか複雑そうな、少し嬉しいような悲しいような、どうしたらいいのか分からないような微笑みをしますw

エメス
エメス

なに?

エメスPL
エメスPL

こっちは不機嫌そうにw

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

いや、俺もあちら側にはやり残したことがあるからな

九十九PL
九十九PL

口元を見せないように隠していますが、口が強ばってます

エメスPL
エメスPL

それには気づかない振りをする。でもなんとなく察してしまった

九十九PL
九十九PL

心の中で、「まだ俺は倒せてない。だがエメスがもしここに残りたいと言ったら、俺はどうするのか、その答えが出せないんだ」と

エメスPL
エメスPL

いいね、思いがバラバラになってきたw

九十九PL
九十九PL

エメスが吸血鬼として普通に生きられる世界がここしかないんだったら、多分ここに残るのはエメスの幸せになると思うんですよ

エメスPL
エメスPL

まぁ、それは、そういうシーンやるんだったらまだまだこの先にチャンスはあると思うよ

九十九PL
九十九PL

そうですね。じゃあそこらへんに自分で気づきながらも、目を逸らすように、考えないように思考をやります

エメスPL
エメスPL

そういったところでシーン切りますか

はーい。じゃあ缶詰をお腹いっぱい食べた二人が呼びに来た、という感じで切らせていただきましょうか

本作は「からすば晴(N.G.P.)」および「株式会社アークライト出版事業部」が権利を有する
『人鬼血盟RPG ブラッドパス』の二次創作です。
c2019 からすば晴/N.G.P./アークライト/新紀元社

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