事件との遭遇

えー事件とは遭遇しませんが、あなたたちにはやることがあります。帰る方法を探しましょう。
ということで大図書館前に来ております

はーい

じゃあね、道が分からないから双子ちゃんに案内を頼んだということでしたので、双子ちゃんとはここまでです

あ、そうでしたね

おっきーい! あっ、帝国の紋章! ふふ、剣と籠手ね

おお、と見上げます

本当に、この前の街とは全然違うなぁ

都会はさすがにでけぇなぁ。まぁ、オレらも学者先生に会ったりなんだり、いろいろあるからな。ここでお別れだ

そうだな

あっ、そうだわ! 『白木の槍』の支部もあるから、所属してみたらどうかしら。もしかしたら、また会えるかも!

この前話していた、公爵様の部隊、だったか?

ありゃあ私設組織だ。公爵が自分で作った組織だよ

金持ちだ……さすが公爵w

まぁ、所属するにしてもしねぇにしても、オレらから借りた分があったろ。そいつぁ『白木の槍』経由で、同じくれぇ返してくれよ

ああ、分かった

運がよけりゃまた会おうぜ、エメス、ツクモ。聖天の加護があらんことを

ああ、お前たちもな

イティーもね! 聖天の加護があらんことを!

それ、なに?

その挨拶を初めて聞いたので

イルローズの別れの挨拶なの?

えっ。せ、聖天教っていうのがあって~、えーとー、天が、天がすごくて、えっとぉ~……

あーなんだ。この世界にゃ天蓋ってのがあってな。そいつが有難ぇから、感謝してんだ。だからまぁ、聖なる天って書いてな、聖天の加護があらんことをっつーのが、よく言われるんだ

そうなんだ。それがこの世界の別れの挨拶なんだね

あーどうだかなぁ。いいことがあるといいな、っつー感じかな

そっか。じゃあ、聖天の加護があらんことを。お互いにね

うん! ありがとうエメス!

では二人は去っていきます

俺たちもまずは図書館に行くか? それとも、『白木の槍』に顔を出しとくか?

どちらでもいいよ。街を見て回ろう

そうだな

これで二人になっちゃったね。今までずっと助けてくれたのに

なぁに、こいつがいる

イティーを頭に乗せますw

ぴぃー♪

頼りにしてるよ。アスラとアスカの代わりに、私たちを助けてね

ぴぃっ、ぴぃー♪

イティーをなでて、街を回りましょう
『人鬼血盟RPG ブラッドパス』の二次創作です。
c2019 からすば晴/N.G.P./アークライト/新紀元社


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