第2話「生死の境界」-15

血戦2ラウンド目

エメスの〈恋人よ、腐り果てよ〉
エメスPL
エメスPL

先制値を維持します

アスカの〈根源解放〉+アスラの〈支援攻撃〉
→九十九の〈守りは任せろ〉〈怨火は消えず〉
アスラ
アスラ

サポートは任せて!

アスカの術具はもともとそんなに強くないんですが、業血鬼になったことですごく強くなっています。術具の札を飛ばします。エメスさんにも九十九さんにも向かって行く

九十九PL
九十九PL

庇って、壁にガァンとですね、クレーターを作るように飛ばされます

エメスPL
エメスPL

エメスもエメスでやられたんですが、九十九がかなり引き受けてくれたから、すぐに立ち上がれる

九十九PL
九十九PL

ガラッと崩れ落ちます

エメス
エメス

九十九!

九十九PL
九十九PL

声をかけられて、ゆっくりと、ゆっくりと立ち上がります

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

大丈夫だ。俺はまだやれる

アスラ
アスラ

もーっ、なんで立ち上がるのよー!

アスカ
アスカ

……何で立ち上がるんだ

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

お前たちにも分かるだろう。負けられないっていう気持ちがあれば、いくらでも立ち上がれる

九十九の《復讐の火》、〈武器攻撃〉

破壊されます。これは、あなたの意志のほうが強かったわ。防ごうとしましたけど、防げませんでした

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

うおぉぉ!

九十九PL
九十九PL

懐に飛び込んで

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

今だエメス!

エメスPL
エメスPL

それに応えて走ります

エメスの《臨死殺悦》〈狂想の刃〉、
〈鏡よ、乱れ映せ〉〈武器攻撃〉、《絶命共撃》〈満月の眼〉
エメス
エメス

九十九! 連携ならこっちも負けない。そうだよね

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

ああ!

エメスPL
エメスPL

〈狂想の刃〉で1枚破壊、〈鏡よ、乱れ映せ〉でアスカのスタックと、アスラを攻撃します。これでアスラが倒れるんですが、割り込みで《絶命共撃》を使用します

ふむ。演出どうしましょうね。アスラが倒れているなら、使っていない〈愛の揺り禍護〉をアスカが使おうとしたところを倒す、というのもできますが

エメスPL
エメスPL

それをしたくなかったんです。いや、その、エメスはそれを見たくなかったんです。二人とも同時に倒すことで、お互いが死ぬところをお互いに見せないようにしたかった!

な、なるほど……! 分かりました!

エメスPL
エメスPL

《絶命共撃》は、Aと〈満月の眼〉で24です。アスラはモブエネミーが必ず戦闘不能になる効果で、アスカのほうは《絶命共撃》で同時に倒せる描写でいけると思うんですが

いけます! 《絶命共撃》はいつでもだから。では描写お願いします

エメスPL
エメスPL

先ほど九十九に声掛けをして、九十九はエメスの意図を汲んでくれたということでもいいですか? アスラとアスカにお互い死ぬところを見せたくないっていう

九十九PL
九十九PL

分かりました

エメスPL
エメスPL

エメスはアスラのほうに。九十九はアスカのほうに、とどめの一撃を仕掛ける。同じタイミングで

九十九PL
九十九PL

同じタイミングで。じゃあアスラとアスカの射線を突っ切ろう

エメスPL
エメスPL

で、寸分たがわず、同じタイミングで二人を攻撃します。二人の悲鳴が交差して、自分の声で、双子は互いの声が聞こえないようにします

攻撃に使ってるのが〈鏡よ、乱れ映せ〉ってね。まるで鏡のように、二人ともが同じように本棚にぶつかり、二人ともが同じタイミングで相手の名前を呼びます

エメスPL
エメスPL

お互いが、自分はやられたと思ったけども、相手はそうではないと思いながら

はい。アスラのほうは再起動不可能。アスカのほうは、灰になりました。戦闘終了です

血戦勝利
エメス
エメス

……いなくなったね、二人とも

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

……ああ

エメス
エメス

あんなに、助けてくれた二人だったのに

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

結局、借りたものも返せなかった……

エメス
エメス

あんなに良くしてくれた二人だったのに、私が、私が最後に言ったのは嘘だった……! もう二度と会えないのに……

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

そうだな……

エメスPL
エメスPL

エメスは顔を伏せて、九十九に隠してはいるんですけども、涙が床に落ちます

九十九PL
九十九PL

それをそっと抱きしめるようにしながら

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

つらい現実があるんだったら、せめて優しい嘘を信じていったほうが幸せなのかもしれないな

エメス
エメス

私ずっと……二人と友達でいたかった……

そこにちょっと演出を入れてもいいですか

九十九PL
九十九PL

あ、はい

イティーちゃんがですね、バスケットから脱出してたんですけど、残された灰をシューッて吸い込んでいきます。すると、肩乗りサイズまで育ちました

エメスPL
エメスPL

大きくなった

九十九PL
九十九PL

おお。一回りでかくなった感じですね

あ、あと一応なんですけど、霊獣だからか分かりませんが、重さは変わりません

エメスPL
エメスPL

エメスはそんな様子なので、九十九に任せるよw

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

お前でかくなったのか?

イティー
イティー

ぴぃ……

悲しそうに鳴きます

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

お前もあの二人のことを悲しんでやってくれるのか?

イティー
イティー

ぴぃ

九十九PL
九十九PL

そいつの頭もなでながらですね、呟きます

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

……また、友達を亡くしてしまったのか……

では、そんなところでシーンを切らせていただきます

本作は「からすば晴(N.G.P.)」および「株式会社アークライト出版事業部」が権利を有する
『人鬼血盟RPG ブラッドパス』の二次創作です。
c2019 からすば晴/N.G.P./アークライト/新紀元社

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