情報2
「偽リック公爵の居場所」
偽リック公爵は、城の地下にある自身の実験部屋にいるようだ。また、そこへ行く途中にリック公爵の私室があるという。寄れば有用な情報が得られるかもしれない。

で、ここでマスターシーン3を入れます
マスターシーン3

私室があるそうなんで、なんか有益な情報がないか探ろうとソランが言いだします

あ、はい

一緒に来てもうてもいいやつですか

あ、もちろん行きますよ

行きましょう

はーい。ではですね、私室に堂々と入っていってw

いないからw

それもですし、ソランはできるだけ堂々としていたほうが疑われないと思っていて。私室に用があります!というていで堂々と入っていきます

あーいいですね。トントン、失礼しますーって

何か、特に能力について分かるものがあればいいのですが

今のところ分かってるのは、他人に変身するという能力だけかな

そうですね。それもおそらく、エミリー公爵の推測でしょうから……

がさごそ

がさごそ

がさごそ

で、PCのうち一人が日記を見つけられます

あー、日記ですか。いいですね

じゃあエメスさんにします?

いや、九十九に読んでもらうかな

机のほうに行って

これは日記?

といって取って、ペラっとめくってみます

はい。恨み節がすんごい混ざってて、めっちゃ長いです。なんで俺が、みたいなことが書いてあって

はいはい

めちゃくちゃ長いのに、有益な内容を読み取るのが困難な日記ですね

なんてこったw たまーに愚痴程度に、日頃のおこないが書いてあるんでしょうね

そうそう

僕は速読ができます。貸してください

ああ

渡します

パラパラパラーって速読していきますw でも、量に対して内容があんまりなくて、内容を拾うのが難しかったので、少し考えてから口を開きますね

ああ、はい

内容がまとまりました。少し長くなりますが、聞きますか? 結論だけをお話ししても構いませんが

いや、内容を聞こう

では、本当に長いんですが、日記の内容を情報タブに貼りますね
彼は貴族の親を持つ半鬼の吸血鬼であったが、自分自身を恥じるあまり業血鬼化した。親の血族の貴種である義姉の姿を奪ったが、そのときには義姉も業血鬼化していることに気づかず、姿を奪うことにより弱るという効果がかかっているにもかかわらず、義姉に逃げられてしまった。正真正銘、義姉に成り代わるため、数年かかって義姉を狙ったが、義姉の身柄を奪うことができなかった。
もっと力をつけなければ無理だとようやく悟り、1年前、この姿を奪う能力でリック公爵を狙った。リック公爵は不摂生ですぐ弱ってしまった。元の人物があまりに弱ると姿の模写が完全にはできないようで、包帯姿で表舞台に出ることになった。公爵のブローチをつけているため、信じてもらえた。義姉の業血鬼にも通用する強い血奏法を編み出そうと、サウル領を実験場にした。
だが、リック公爵がそろそろ死にそうで、姿の模写もおぼつかなく、疑う声もだんだん大きくなってきた。そのため、できるだけ非力なほかの公爵を狙い、その姿を奪うことでサウル領の統治、および実験を続けようとした。

本当に長い

長い……w

本当に長いです。ちょっとね、この設定つけておかないとバックストーリー繋がんなくて

えーと、この義姉というのはまだ登場してませんよね

登場してないです

これ、姿を奪った相手を業血鬼化させるんじゃなくて、自分が業血鬼で姿を奪ってる、って話ですよね

はい、そうです。ただし義姉は元から業血鬼でした

能力としては、姿を奪った相手を弱らせる能力。でも、弱りすぎてしまうと、姿を奪うのがおぼつかなくなってしまうと

そうそうそう

なるほど

偽公爵の嫌いなものは……自分自身、ということでしょうか

ああ、そういうことか。だから恥じてるっていう

はい。この社会、半鬼は見下されますので

姿を奪う能力、そして奪われた者は弱る。その裏付けが取れたのも成果です。偽公爵がそういった攻撃をしてくる可能性は十分あるでしょう

となると今は、エミリー公爵の姿をしているのかもしれないな

そう考えるのが自然ですね

ということで、さっきの「そういう攻撃をしてくるでしょう」という発言においてですね、オリジナルエネミー傷号が開示されます

ああ、ありましたね

おおー
〈オリジナル傷号:顔さらい〉
タイミング:解説参照 対象:単体 条件:なし
[タイミング:攻撃]の〈特技〉を宣言した際に使用する。その〈特技〉で10点以上のダメージを与えた場合、さらに5点のダメージを与える。この効果を適用されたPCは、以降追加の5点ダメージの効果は入らないが、毎ラウンドの終了タイミングで【耐久値】を5点失う。

なるほど、デバフですね

はい。10点以上ダメージを与えると、顔が奪えたということになります

分かりました

先に知ることができたのは成果ですね

ああ。これは知らなかったら、厄介なことになるところだった

そうですね。急に姿を変えられると、驚いてしまいますから

読む限りだと、強い相手の姿を奪えば自分も強くなるというわけではないよね

そのように思いますね

なら、やることは同じだ

では向かいましょうか。ああ、その前に休憩を取っておきましょう

そうだな

ということで、ここでマスターシーンはカットとします
『人鬼血盟RPG ブラッドパス』の二次創作です。
c2019 からすば晴/N.G.P./アークライト/新紀元社


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