第5話「虚妄の戦争」-04

事件との遭遇

『帳の騎士団』キルシュタイン支部に来ました。前はいなかった騎士たちが結構いますね

エメスPL
エメスPL

そういえば、彼はいます? 騎士団に入りたくても入れなかった男

あ、いますね~

マッチョ
マッチョ

うおおおあんたらぁ! 口利きをしてくれたおかげで、ここで雇ってもらえることになったんだ! 騎士ではないんだけどな

エメス
エメス

してたの? 口利き

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

ああ、やる気があるやつがいるって話はしたよ

リギウス支部長
リギウス支部長

エメスさん、ツクモさん!

支部長が来ると、マッチョは道を譲ります

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

支部長、大変なことになりましたね

リギウス支部長
リギウス支部長

ええ。お二人にも――

そこへ、あなたたちの指輪に通信が入ります

シャルドレア
シャルドレア

今、よろしいかしら

リギウス支部長
リギウス支部長

シャルドレア様

九十九PL
九十九PL

し、新キャラ……?w

女帝の妹です。シャルドレア・ヒルム帝室代表

九十九PL
九十九PL

おおー! すごい大物が現れたw

エメスPL
エメスPL

一番偉い人

九十九PL
九十九PL

お姉ちゃんが大変なことになってる人

お姉ちゃん寝てるだけじゃん

九十九PL
九十九PL

ww

シャルドレア
シャルドレア

わたくしはこの方々にお話があります

って言って、リギウス支部長を黙らせますw

シャルドレア
シャルドレア

ご機嫌よう。初めまして、エメスさん、ツクモさん。わたくしはシャルドレア・ヒルム。貴方たちの所属する、『帳の騎士団』の団長です

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

えー、初めまして、九十九です

エメス
エメス

初めまして

シャルドレア
シャルドレア

貴方たちを腕利きの血盟と見込んで、頼みたい依頼があります。キルシュタイン支部にいらっしゃるなら、人払いも大丈夫でしょう。先ほどの通信は、一方的に情報を送信するものだったと調べがついています。この会話が業血鬼シオン・ルドワズに聞かれることはありません

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

ええ、分かりました。それで、依頼というのは?

シャルドレア
シャルドレア

貴方たちに業血鬼シオン・ルドワズ、および業血鬼ソラン・ノイの暗殺を依頼します

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

……ずいぶんと、大掛かりなことになりそうですね

シャルドレア
シャルドレア

ほかの有力な血盟数組にも依頼をしますが、どうか早急に依頼を全うしていただきたいのです。これから、ツドラーシュとフガクの軍に働きかけるつもりです。状況が変化し次第、随時お知らせしますわ

九十九PL
九十九PL

じゃあ少しエメスのほうを見ます

エメスPL
エメスPL

見返します

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

……分かりました

エメスPL
エメスPL

NOと言えるわけもなかった

九十九PL
九十九PL

はいw

シャルドレア
シャルドレア

ありがとうございます。どうか、どうか速やかに暗殺を成功させてください。理想を言えば、誰も死なずに済むよう

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

分かりました

シャルドレア
シャルドレア

それではお二人とも、聖天の加護があらんことを

通信が切れます

エメス
エメス

やっぱりそうなるのか

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

どうやら一気に情勢が動きそうだな

エメス
エメス

手に負えると思う? ソランさん、いや、ソラン・ノイが

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

どうだろうな。正直な話、あの業血鬼は底が見えなかった。正面からやると、すんなりといきそうにはないな

リギウス支部長
リギウス支部長

……お二人とも、失礼ですが

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

はい

リギウス支部長
リギウス支部長

早く出立をなさったほうが。ペガサスの手配は必要ですか?

エメスPL
エメスPL

ああ、それは不要だと断ります

リギウス支部長
リギウス支部長

え、ええ、分かりました。でしたらせめて

あなたたちに、ちょっとした軽食を渡してくれます。ここの名物の、手で持てるやつですね

エメスPL
エメスPL

空でサンドイッチ食べますかw

リギウス支部長
リギウス支部長

これで少しでも、英気を養えればいいのですが。どうか、あなた方お二人に、聖天の加護がありますように

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

ありがとうございます

九十九PL
九十九PL

どこに向かえばいいんですっけ

エメスPL
エメスPL

ノイ領かな

ノイ領でしょうね。依頼としては、シオン・ルドワズとソラン・ノイの暗殺です

エメスPL
エメスPL

前回もちょっと出てたけど、ノイ領に血戒域をかけて支配してるんですよね

はい、そうです

エメスPL
エメスPL

じゃあ支部から出て、イティーを待たせてる場所に向かいましょう

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

行こう。またここに戻って来られるように

エメス
エメス

正直、勝ち目があるのか分からないけど。でも行くしかないのかな

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

逃げたとしても、この世界から逃げられるわけじゃないからな

エメス
エメス

正直実感がないんだ。戦争っていうものが、全然自分のものとして感じられない

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

俺も、業血鬼の脅威は分かるが、戦争っていうものは体験したこともない

エメス
エメス

ノイ領に行けば分かるのかな

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

だが、戦争が起きると、あのルドワズ領みたいなものが増える。それは、止めなければならないと思う

エメス
エメス

そうだね、そうかも。考えてみれば、すごくシンプルな任務だ。大量殺人をしようとしてる業血鬼を抹消(デリート)する、そういうことだよね

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

そうだな。突き詰めるといつもとやることは変わらないな

エメス
エメス

問題は、相手が少し強力だということだけ。今はそれだけ考えておこうか

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

ああ

じゃあ、お二人を乗せて、イティーちゃんが翼を広げてノイ領に飛んでいく、というところでシーンカットにいたします

本作は「からすば晴(N.G.P.)」および「株式会社アークライト出版事業部」が権利を有する
『人鬼血盟RPG ブラッドパス』の二次創作です。
c2019 からすば晴/N.G.P./アークライト/新紀元社

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