第5話「虚妄の戦争」-11

マスターシーン2

第二次黒翼戦争最前線。帝室側は進軍をやめたところなのですが、哨戒班はさすがに様子を見に行っています。ノイ軍の兵士たちに異常を察知しました

哨戒班
哨戒班

本部に告ぐ、本部に告ぐ! ノイ軍の吸血鬼が全員……その場に倒れました!

九十九PL
九十九PL

うわー

同時刻。帝都に広範囲の血戒が発生しました。赤い精氣が空から流れ込んでいるため、その中心はすぐに分かります。血戒内に声が響きました

シオン
シオン

隠れても無駄だ。どこにいても見つけてやるぞ

一番近い場所にいた血盟が攻撃をしかけますが、シオンの腕の一振りで吸血鬼は灰になります。やや後方にいた人間は怪我を負いながらも吹き飛ばされ、血盟が解けたため気絶しました。血戒内なのでね

九十九PL
九十九PL

あー

ほかの血盟が、じりっと小さく後ずさりします

他血盟
他血盟

なんだあの力は……ぐあああ!

ソラン
ソラン

戦場で気を抜くものではありませんよ

ソランによる攻撃で、血盟がまたひとつ消えました。こうして帝都の血盟狩りが始まったのです

エメスPL
エメスPL

ヤバいやつ始まった

あなたたちの指輪に緊急の連絡が入ります。リギウス支部長からですね

リギウス支部長
リギウス支部長

お二人とも! 帝都の近くにはいらっしゃいませんか?

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

今そちらに戻っている途中です

リギウス支部長
リギウス支部長

本当ですか。帝都に、シオン・ルドワズとソラン・ノイが現れたとの報告があり、現在、帝都との連絡が途絶えています。帝都を覆うほどの巨大な血戒が発生している、との報告もあります

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

やはり相手のほうがうわてだったか……

リギウス支部長
リギウス支部長

血戒内では血盟しか動くことができません。お願いします

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

はい、分かりました

リギウス支部長
リギウス支部長

お二人に、聖天の加護があらんことを

通信が切れます

九十九PL
九十九PL

これはもう見えるんでしょうね、赤く覆われた帝都が

はい、見えるでしょうね

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

こうなるんだったら、血戒に覆われる前の帝都も見ておくべきだったな

エメス
エメス

ごめんねイティー。もう少しだけ、もっと速く飛べる?

イティー
イティー

くぅー!

ではこれでマスターシーン2をカットします

本作は「からすば晴(N.G.P.)」および「株式会社アークライト出版事業部」が権利を有する
『人鬼血盟RPG ブラッドパス』の二次創作です。
c2019 からすば晴/N.G.P./アークライト/新紀元社

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