最終話「勇者の伝説」-02

血盟の日常

はい、では帝都に来て、どんなことをいたしましょう

エメスPL
エメスPL

このあとってどうするんでしたっけ

あ、ブローチを届けに行きます

エメスPL
エメスPL

ブローチを届けに、帝都の城に行きますよね、多分

グレイ・ワイル公爵に直接届けてもいいんですが、一応管理としてね、帝都に集めるほうがいいでしょうね。それで鏡通信を通して、書いてあるものを読み取っていただくと

エメスPL
エメスPL

なるほど。じゃあ帝都に行って、一泊したあと、ブローチを届けに行く前の朝のシーン。場所としては平地や森が近い、郊外です

ふむふむ

エメスPL
エメスPL

そこで朝集合する時間があるんですけども、エメスはなんだか早く起きて、イティーと遊んでいました。イティーが気に入ったと思われるフリスビー遊びをします

ビュン! ビュンビュン!

エメスPL
エメスPL

朝日が上がってくるほうにフリスビー投げて、イティーが咥えて戻ってくるみたいな。で、撫でてあげる

わぁい!

エメスPL
エメスPL

円盤はもう、噛み跡とかでボロボロになったのが、これの前にも何個かあるんですが、何度目か取ってきてくれて

エメス
エメス

偉いね

こいつもう喋るからな

イティー
イティー

えらい? えらい?

エメス
エメス

偉い偉い

エメスPL
エメスPL

で顎の下くすぐったりとか、頭撫でたりとかしてるんですけども、ソランはそのうち現れまして

定刻の五分前に来ます

エメスPL
エメスPL

九十九はちょっと遅れて来たか、あるいはさっきまでいたけども、いったん抜けてるか

九十九PL
九十九PL

じゃあイティー用のフリスビーを、もうちょっと買い足しに行ってきますよ

エメスPL
エメスPL

はい、じゃあ少しいなくなっている、そのシーンですね

エメス
エメス

ねぇイティー、今度は少し強く投げるよ。取ってこれるかな

イティー
イティー

とってこれるもん!

エメス
エメス

そう? じゃあいくよ

エメスPL
エメスPL

と言って、今回は血奏法を使って、大空に向かってビューンと投げます。触れたものを加速させることができる血奏法

飛んでいきます

エメスPL
エメスPL

遠くまでバーッと飛んでいくんですよ。その飛んでいくイティーを見ながら、ソランに話しかけたいんですが

はい、もちろん

エメス
エメス

あのさ

ソラン
ソラン

何だい? エメス

エメスPL
エメスPL

ソランのほうは見ないで、イティーのほうを視線で追いながら

エメス
エメス

九十九がさ、私と会う前のことを話してくれたんだ

ソラン
ソラン

それはよかったね

エメス
エメス

よかった。それでその、誰かがそんなお節介を、九十九がそういう行動に出るようなお節介を入れてくれたんじゃないかなって私は思ったんだけど

ソラン
ソラン

そんなお節介な奴がいるんだね。よかったじゃないかエメス、それだけ、思われていて

エメス
エメス

じゃあソランじゃないんだね

ソラン
ソラン

まぁ、そのお節介な奴がお節介を焼いたとして、九十九が動いてくれるとは限らなかったわけじゃないか

エメス
エメス

それは、そうだね。でも動いてくれた

ソラン
ソラン

だとしたら、やっぱりいいことだ。君は思われているよ

エメス
エメス

これまでに何度か、九十九が私と会うよりもずっと前の話になりかけたことはあったんだ。その時に、九十九は大抵、話を逸らすか、あるいはあいまいなまま話してくれなかったんだよね

ソラン
ソラン

彼はまったく……

エメス
エメス

でも話してくれた。誰か、お節介なそんな誰かがいたとして、私はその人に感謝したい

ソラン
ソラン

思うんだけど、お節介な誰かの働きだけなのかな?

エメス
エメス

それはどういうことだろう

ソラン
ソラン

君たちが、そう、ツクモとエメスがずっと過ごしてきた時間。それが重なって、よく働いたんじゃないかな

エメス
エメス

そうならいいな

ソラン
ソラン

きっとそうだよ

エメスPL
エメスPL

そのあたりでイティーが戻ってくる

びゅーん!

エメス
エメス

偉いね。だいぶ強く投げたんだよ

イティー
イティー

わーいわーい!

エメスPL
エメスPL

九十九も戻ってきてもろて

九十九PL
九十九PL

じゃあ紙袋に入れた二、三枚のフリスビーを持って

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

ほ~らイティー、新しいやつだぞ~

九十九PL
九十九PL

といってそれを投げます

イティー
イティー

バキィ!

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

もうちょっと強度上げなきゃ駄目だったな……よしよし

エメスPL
エメスPL

一番はじめに倒木から作った円盤が、結局一番長持ちした。そんなオチ

九十九さんにも絡んどこう。ソランが九十九さんのほうに行ってね、ポンッて肩に手を置いてですね

ソラン
ソラン

よくやったようじゃないか

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

うん? 何のことだ?

ソラン
ソラン

さあ、何のことかな

エメス
エメス

これからブローチを渡しに行くよね

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

ああ、そうだな

エメスPL
エメスPL

誰に渡すんだろう。聖天の聖女に渡すのか?

今はシャルドレア様がいないので、女帝になるかな。鏡の上のちっちゃい女帝に

エメス
エメス

そのあと、ルカエラの血戒域をどうにかすれば、“かの地”に戻ることができる

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

そうだな

エメス
エメス

ねぇイティー。イティーはどうする?

イティー
イティー

おかーたんといるー

エメス
エメス

それは嬉しいんだけど、“かの地”にはあなたの仲間はいないんだ

イティー
イティー

おとーたんとおかーたんがいるー

ソラン
ソラン

あの、僕は……?

イティー
イティー

つん

エメス
エメス

じゃあ一緒に行こうか

バサバサっ、バサバサっと喜んでいます。迷惑w

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

まぁ、それはあっちで考えようw 何か方法があるかもしれない

エメス
エメス

大丈夫だよ、私たちが守ってあげるからね、イティー

そんな話をしながら、城のほうへ向かってまいりましょう

本作は「からすば晴(N.G.P.)」および「株式会社アークライト出版事業部」が権利を有する
『人鬼血盟RPG ブラッドパス』の二次創作です。
c2019 からすば晴/N.G.P./アークライト/新紀元社

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