最終話「勇者の伝説」-07

マスターシーン1

帝都。城のエントランスに行けば弱った者たちが、それでも懸命に各所との連絡を取るため、行き交っていました。苦しそうなシャルドレア、もとい聖天の聖女が指揮を執っています。
その奥、エントランスの国章の前に、術具に映されたミニ女帝と、グレイ公爵との通信鏡を持ったフィン公爵がいます。フィン公爵も荊病に罹患し、肩で息をしています。そして鏡の中から、グレイ公爵の声が響きました

グレイ公爵
グレイ公爵

できたわーーー! これで綺麗な歌になるわー! なんで転拍子なのよー!

よく分からん愚痴を言っています

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

完成したのですか

グレイ公爵
グレイ公爵

任せてー! これでも芸術の領の長やってるんだからー!

エメス
エメス

では、これで封印された武具が解放されるんですね

グレイ公爵
グレイ公爵

と思う

エメス
エメス

自信、ないんですね……

グレイ公爵
グレイ公爵

じ、自信はあるわー!

エメスPL
エメスPL

では歌っていただきましょう

※音を出す際には音量に注意してください

では。歌が紡がれると、エントランスにある帝国の紋章が輝きます。そして紋章に描かれた、剣と籠手の絵が、透明な形を取り、ゆっくり降りてきます。実体がないように見えますね

ミニ女帝
ミニ女帝

これぞ、私たちの同胞が、命を賭して現した力だ。君たちにこの力、任せていいな?

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

はい、分かりました。しかし、これは一体……?

ミニ女帝
ミニ女帝

純粋な“力”だよ

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

純粋な、“力”

ミニ女帝
ミニ女帝

宿す武具があって初めて戦う力になる

エメスPL
エメスPL

じゃあ剣を帯びてるんでそれを抜いて

ミニ女帝
ミニ女帝

では、この剣の“力”を

透明な剣が、光になってエメスさんの剣に吸い込まれていきます

九十九PL
九十九PL

籠手も出します

ミニ女帝
ミニ女帝

この籠手の“力”を

籠手も光になって、九十九さんの籠手に吸い込まれていきます

九十九PL
九十九PL

何か変わったような感じがするんですか、これ

そうですね。伝説の武具に相応しい“力”を感じることでしょう。もう出しちゃお、後で出そうと思ってたけど。なんと、あなたたち二人は、一個ずつ〈特技〉を得ることができます

〈伝説の剣〉
タイミング:常時 対象:自身 代償:なし 条件:解説参照
対象の[タイミング:攻撃]の〈特技〉に対して使用できる。その〈特技〉の対象数を+1する。〈伝説の盾〉が壊れたとき、〈伝説の剣〉も壊れ、以降この効果は失われる。

〈伝説の盾〉
タイミング:解説参照 対象:単体※ 代償:なし 条件:血戦4回
ダメージ減少時に使用する。ただし、ほかのPCのダメージを同時に引き受け、自身に2倍のダメージを適用した際には使用不可。対象に与えられるダメージを0にする。この効果を4回使用直後に〈伝説の盾〉は壊れる。

九十九PL
九十九PL

なんだとー!?w

エメスPL
エメスPL

レベルアップしている

九十九PL
九十九PL

我々は強くなった、ひとつ上の力だ

エメスPL
エメスPL

念願のインペリアルソードを手に入れたぞ

あーインペリアルだね、帝国だからね。ちょっとアイスではなかった

エメスPL
エメスPL

アイスソードは使い手が別にいますのでw

ちょっと殺さないといけないんでw はい、ではね、女帝はソランにも声をかけてくれます

ミニ女帝
ミニ女帝

ソランよ、二人を助けてくれるな

ソラン
ソラン

もちろんです。あれは弟の仇。全力を尽くすことを誓います

二人とも、武具の感想などおありですか?

エメスPL
エメスPL

不思議そうに見ています

エメス
エメス

見た目は前と変わらない。でも強くなった

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

威圧感を感じる

ミニ女帝
ミニ女帝

君たち、使えそうか?

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

ええ、任せてください。これを使って、あのルカエラを止めてみせます

ミニ女帝
ミニ女帝

エメスはどうだ

エメスPL
エメスPL

じゃあ血奏法を確認して

エメス
エメス

大丈夫です。使える。必ずこれで、あいつを倒す

ミニ女帝
ミニ女帝

頼もしい限りだ。では――
行くがよい、剣と籠手の勇者よ! ヒルム帝国を、このイルローズを救ってくれ!!

九十九PL
九十九PL

たぶん今のセリフでオープニングが流れます

エメスPL
エメスPL

オープニングテーマがw 私たちはその言葉に後押しされて扉から出て行く……カメラが扉の向こうに設置されていてw

ちょっとカメラの位置を気にするのは美形だけでお願いしますw

九十九PL
九十九PL

美形の特権だったw

はい、後半まいりましょう。まずターンテーマ決定……の前に、また特殊進行の説明をしなきゃいけなかった

本作は「からすば晴(N.G.P.)」および「株式会社アークライト出版事業部」が権利を有する
『人鬼血盟RPG ブラッドパス』の二次創作です。
c2019 からすば晴/N.G.P./アークライト/新紀元社

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