第6話「一途の反転」-18

マスターシーン4

フィン公爵の謁見室。ソランは、ここに来るまでは顔を隠しています。ですので、フィン公爵がさすがに尋ねてきます

フィン公爵
フィン公爵

ふむ……そちらの者は?

ソラン
ソラン

ソラン・ノイです、公爵

ちょっと長めの説得をしますね、すみません

ソラン
ソラン

公爵。僕は自分の意思で反逆をしていたわけではありません。ですが、犯した罪の大きさも、社会への影響もわきまえています。

そこで、提案があります。門が完成するまで彼ら血盟に協力させてください。その間、顔が割れないよう努めます。顔が割れた時点で身柄は自由にしてください。そして、門が開いたのならば、僕を“かの地”へ追放していただきたいのです。公爵、どうか僕に罪をあがなう機会をください

フィン公爵は、困りますね。困って、あなたたちにチラッと目を向けます

エメスPL
エメスPL

九十九さんお願いします!

当然ですが、NPCからNPCへの交渉は基本不成立です

エメスPL
エメスPL

フォローしてあげなきゃいけないと

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

フィン公爵。今、彼は俺たちの血盟です

フィン公爵
フィン公爵

血盟に入れたと申すか。なれば……ふむ……ソラン・ノイがそなたらの力になるというのは、誠の言というわけか

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

俺はソランを信頼しています。ソランは俺たちに力を貸してくれる

フィン公爵
フィン公爵

……分かった。ソランの言い分が誠であると、そなたらが言うのであれば信じよう

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

ありがとうございます

エメス
エメス

ありがとうございます

フィン公爵
フィン公爵

ソランの案に賛同し、シャルドレア様とほかの公爵に相談を持ちかけてみよう。その案が承認されるという確約はできぬが、尽力しよう

ソラン
ソラン

ありがとうございます、公爵。それに、ありがとう。二人とも……!

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

困ったときは支え合う、だろ?

ソラン
ソラン

そう、だね……ふふ

フィン公爵
フィン公爵

ではそなたら。早急に帝都に発つ。くだんの術具を、フェルナ様に使わせていただくのだ。そなたらには、道中も、我輩の警護を務めてもらいたい

エメス
エメス

分かりました。いいよね?

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

ああ

フィン公爵
フィン公爵

ではよろしく頼むぞ。エメス、ツクモ、そしてソランよ

ということでシーンを切らせていただきます

本作は「からすば晴(N.G.P.)」および「株式会社アークライト出版事業部」が権利を有する
『人鬼血盟RPG ブラッドパス』の二次創作です。
c2019 からすば晴/N.G.P./アークライト/新紀元社

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