事件との遭遇

では前回の続き、急に現れた聖天の聖女が自己紹介をしてきます

私は聖天の性質を持って生まれた源祖よ。みなが聖天教を思う心が源祖になったの

久しぶりだね

ええ、久しぶり。
私は荊病にかかって自ら死んだシャルドレアの声を聞いて、シャルドレアの代わりをしていたの。この地で亡くなった者は私の元へ来るのよ。そういう、聖天教の教義だものね

シャルドレア様は、自分の跡を継いでほしいと願ったってことですか?

今は、混乱の時代でしょう? 私は人々の死を望まないわ。信者達が死を恐れるから。シャルドレアの代わりに代表に立てば、結果として死ぬ者が減ると思ったから協力したのよ。これが平時であれば、そんな協力はしなかったでしょうけど

分かりやすい

エメスを呼んだのも、貴方たちがこの世界を助けてくれるかも、と思ったから。剣と籠手を持っていたもの

剣と籠手、そういえば最初のほうに言われましたよね、帝国の

はい。帝国の紋章ですね

剣と籠手の勇者、というわけか。いいかもしれんな

ノリが軽かったw

困ったな。この聖天の聖女をどう扱っていいのか全然分からない。でも失礼を働くつもりはないので黙ってようかなw

まぁ善意で行動してくれてる感じですからね

善意でしてくれてるんですよね、きっと

善意で、あっ剣と籠手持ってる~こいつら助けてくれそ~って呼んできたんですけどもw

何してくれさっとんねーんww

あなたが源祖ということは、あの道化師の少女もそういったものなんですか?

ルカエラのことは、私は分からないわ。急に来たの

ということは、外の業血鬼なのかもしれないですね

失礼。聖天の源祖殿。先ほど、亡くなったシャルドレア様の声を聞いたと言いましたね。もしや、先日亡くなったリック・サウル公爵の声も聞けますか?

そうするとね、門の作り方が聞けますので

ああ、いいですね

なるほど

できる、けれど、今はできないわ

それはどういうこと?

話ができるのは、一日に一人なの。今日はシャルドレアと話しているから、明日より後なら話せるわ

万能な能力ではないということですね

そこまでの能力は、私には無いの

まぁ、今まで亡くなった全部の人と話せるだけ強いんでw たぶん大変なんやろなぁと思います

この人そこまで政治について詳しくないのに、今まで頑張ってシャルドレア様の代わりをしてたわけですよw

かわいそーw

wwかわいそう

今シャルドレア様がいなくなっちゃったら本当にヤバいじゃないですかw なのでまぁ、頑張ってくれていたという立場です

ふむ……ではみな。術具の効果の測定も済んでおるだろう。こうしてフェルナ様が姿を現されたのち、天蓋にどのような変化があるか、測定を命じておるのだ。一度、状況を整理し、今後の方針を決めるために、貴族会議を開くことを提案する。そなたらにも出席してもらう。よいな?

貴族会議というと、ほかの貴族の方々を招集するのですか?

ああ、そうだ。本来は十大貴族で会議を開くものなのだがな

女帝様が参加するなら公会議ですね

あーそうなりますね。でも貴族会議にはフェルナ様はあんまり口出ししないんじゃないかな

一歩引いてる感じ?

女帝一強にしないために眠りについたので

ああ、なるほど

女帝様は今起こってることはなんとなく理解してるんですか? それとも寝ている間の情報は一切ない感じなんですか?

ルールブックにあることは知ってます。あいつがしゃべってんで。シナリオに入ってからのことはよく分かってないです

分かりやすい説明w そして説得力もある

と、いうことで、貴族会議です!
『人鬼血盟RPG ブラッドパス』の二次創作です。
c2019 からすば晴/N.G.P./アークライト/新紀元社


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