第3話「狂気の信仰」-07

調査シーン(エメス):聞き込み(貧民窟)

エメスPL
エメスPL

せっかくのダークファンタジーなんだからダークファンタジーしたいなと思って

ダークファンタジーって何をするんだ……?

九十九PL
九十九PL

俺たちは雰囲気でダークファンタジーをやっているw

貧民窟みたいなところに行くと、さっきの女の子がいるんじゃないかな

エメスPL
エメスPL

日の光も通りづらい、暗い雰囲気の場所。酔っ払いが地面で寝ちゃってたりとか、違法に血を売ってる女性が角に立っていたりだとか

はいはい。じゃあ、子供たちの声が聞こえてくるでしょう。珍しくキャッキャッとした声です

エメスPL
エメスPL

その子供たちの声がするほうに行きます

するとですね、さっきの女の子を含む、割と人数がいる……十何人いる子供たちがですね、食べ物を食べています

女の子
女の子

あっ。ありがとうございます、みんなお腹いっぱいになりました……!

って、多分お金一人分しか渡してないと思うけど、十何人で分けて食べているようです

エメスPL
エメスPL

なるほど。じゃあその向こうに扉がある、その先にも何かあるなっていう感じの場所でもいいですか?

はい、もちろん

エメス
エメス

ご飯は食べれた?

女の子
女の子

はいっ。お腹いっぱいです!

エメス
エメス

そう、よかったね。ここで何をしてるの?

エメスPL
エメスPL

そこで、女の子じゃない年長の子が、ちょっと後ろめたい感じで……違法な植物を栽培しているという展開がやりたいんです。彼らは労働者なんです。で、年長者の子だけこの植物が何なのか知ってる

みんなは言われたことをやってる

エメスPL
エメスPL

そう。そうすればここの大人が、なけなしの食事をくれるから。植物の利益は、さっきの元締めみたいなのが持っていく

はいはい。じゃあ、ここで何してるの?って聞かれたので

エメスPL
エメスPL

年長の子に聞きます。で、その子はしどろもどろになる。彼だけ理解してるから

ほかの子供がやっぱり、テンション高くなってるので話に割り込んでくると思うんですけど、「植物を育て――」って言いかけて口を塞がれています

エメス
エメス

植物? 何を作ってるの?

男の子
男の子

それは、そのぉ……

エメスPL
エメスPL

それじゃあ口ごもった意味を理解しないで、扉を開けに行って

エメス
エメス

私にも見せて

男の子
男の子

あー、ちょっと! 待って待って!

入るとですね、違法な感じの植物が

エメスPL
エメスPL

エメスはこれが何かは分かりました

九十九PL
九十九PL

九十九にも分かるよね

確かに警察なら分かる。あ、グレイシアにも分かります

エメス
エメス

九十九。これ何か分かる?

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

ああ。一応これでも医者志望だったんだ

そうだよ。絶対分かるじゃん

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

昔これと同じようなものを、写真で見たことがあるな

エメス
エメス

これ、芥子だよね

グレイシア
グレイシア

それで? この子たちの代わりに、売ってあげでもするの?

エメス
エメス

やっぱりこの世界でも、この植物は、薬として使うの? 私達の世界では食べたりもする。でもそうではない使い方もある

グレイシア
グレイシア

薬として使えるほど、お利口さんな子がいるとは思えないけど

エメス
エメス

そうなんだ、やっぱり……

エメスPL
エメスPL

その芥子にはですね、実の部分に切り傷がつけられてまして、そこからじっとりと液体が流れている

大丈夫かあなたたち。出たほうがいいんじゃないの?

エメスPL
エメスPL

一応素肌につかなければ大丈夫だそうです

なるほど。ヤバいじゃん。心配しちゃう

エメスPL
エメスPL

じゃあw 出てきました。で、少年のほうを見る

少年は下を向いて、ズボンを掴んでいます

エメス
エメス

これを作っている人は、君なの? それとも、君に誰か教えたの?

答えません。答えると全員殺されるからです

エメス
エメス

いや、いいよ。余計なお世話だったね

ちらっとエメスを向くんですけど、それでもまた下を向いてしまいます

グレイシア
グレイシア

自分で現状を打破することもできない、弱虫さんね

エメスPL
エメスPL

それはカチンときますね。もともとグレイシアのことをいい目で見ていなかったので

エメス
エメス

そんな言い方ないでしょ

グレイシア
グレイシア

あら。この街では、力がない子たちはみんな、こういう暮らしをする羽目になるのよ。貴方たち、この暮らしを抜け出したいんだったら、力を見せてみたら?

エメス
エメス

……あなた、吸血鬼だよね

グレイシア
グレイシア

そうよ

エメス
エメス

この世界では貴族なんだよね

グレイシア
グレイシア

貴族……まぁ、そうね。貴族位は持っているけど、それより教理省に勤めているわ

エメス
エメス

そっか。じゃあ関係ないってことなんだね

グレイシア
グレイシア

そうねぇ……これはあくまでも、私のポリシーなんだけど。自分で動いた子なら助けもするけれど、これは、この子たちが何もしてないだけのこと。私がその尻ぬぐいをする必要はないでしょう?

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

だが、公爵様もこの状態を、そのままにしとこうとは思ってないんだろう?

それは痛いところ。グレイシアは公爵の血筋だしなぁ。じゃあ、はぁってため息をひとつついて、持っていた銃をですね、年長の少年の前に転がします

グレイシア
グレイシア

……あとで調達しておくわ

エメスさんにすれ違いざまに

グレイシア
グレイシア

これでいいんでしょ

エメスPL
エメスPL

そうだともそうでないとも言えない。じゃあ、女の子のほうに

エメス
エメス

じゃあね、私は行くから

待って! 情報聞いてなくない?w じゃあそうですねー、あとで女の子が追ってきて、何か役に立てることないですか?って聞いてきたことにしましょう

エメスPL
エメスPL

エメス的には、頭の中ぐらぐらしてました。情報収集をすっかり忘れてw

では判定しましょう

判定成功

女の子が、このへんで変わったことがあったということを教えてくれます

エメス
エメス

わざわざありがとう

女の子
女の子

また、役に立てることがあったら、何でも言ってください……!

ぺこぺこってしながら去っていきます

エメスPL
エメスPL

その子を、複雑な顔で見送ります

エメス
エメス

これでよかったのかな。……分からない……

このあたりでシーンカットにしましょうか

本作は「からすば晴(N.G.P.)」および「株式会社アークライト出版事業部」が権利を有する
『人鬼血盟RPG ブラッドパス』の二次創作です。
c2019 からすば晴/N.G.P./アークライト/新紀元社

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