第4話「疑惑の協奏」-09

ターンテーマ:次の予定

研究者の格好をしてるので、自由に動けるようになりました。「特殊調査表・サウル領」を使います

エメスPL
エメスPL

イメージとしては街なかですか?

ええと、中心部に入ってきて周りが研究棟ばっかりで、城に向かってそのまま進んでいます。でね、リック公爵の居場所を調べたいやつです

エメスPL
エメスPL

なるほど

調査シーン(九十九):資料を見る

研究者たちがいないところを見計らって、資料の山を探ることができます

九十九PL
九十九PL

じゃあ資料を取って、何を研究してるのかとか分かるんですかね

はい。範囲ではなくて、一体に向けた攻撃血奏法を研究したいようですね。範囲が広すぎるから、もうちょっと絞って威力上げられないかみたいな

エメスPL
エメスPL

極大威力の攻撃血奏法

そうです

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

これが偽リック公爵が作っているっていう新しい血奏法

ソラン
ソラン

なるほど。まだ完成していないというのは本当のようですね

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

しかし、これは何か利点があるのか……?

ソラン
ソラン

攻撃に利点がないということはないでしょう

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

そうだな……いや、すまない。しかし、なんて言えばいいんだろうな……業血鬼の力をもってしても、一点集中するだけの敵っていうのはいるのかと、不思議に思ってしまったよ

ソラン
ソラン

ああ、それはそうですよ。業血鬼にも差があるんです

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

というと?

ソラン
ソラン

たとえば、僕が跡を継ごうとしているシオン・ルドワズは、多くの業血鬼を従えていました。業血鬼の間に力の差があるということです

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

そういうことか……。そうなるとこいつは、業血鬼を統べる王になりたいのか?

ソラン
ソラン

そうなのかもしれません

エメス
エメス

でもキメラの研究とはあまり関係がなさそうだけど。最近始めたってことなのかな

ソラン
ソラン

どうなのでしょうね。そちらも調べたほうがいいかもしれませんが……

判定しましょうか

判定成功
ソラン
ソラン

これは?

といって、城の地図を取り上げます。どこで会議があるのかを示すための地図ですね。後半の調査はリック公爵の居場所を突き止めたいやつなので

九十九PL
九十九PL

もしかしたら研究者たちも、城で迷ってたりするのかもしれないですねw

ソラン
ソラン

これは拝借しましょう

せっかくだからなんか話したりします?

エメスPL
エメスPL

何か想定している話題があるということですか?

話題自体はありますが、ちょっと二人ともがいる場では話しにくいやつなので、問いかけてみました

エメスPL
エメスPL

じゃあエメスが外しましょうか

あ、いいですか? じゃあ九十九さんと話しましょうか

エメスPL
エメスPL

はい。じゃあちょっと物音がしたので、エメスは様子を見に行きました

じゃあソランがこそっと

ソラン
ソラン

ツクモさん

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

ああ

ソラン
ソラン

エメスさんは屍鬼、なんですよね

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

ああ、そうだ

ソラン
ソラン

珍しいですね。ああ、こちらの世界では、ですが

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

俺達の世界でも、まぁ、珍しいということになるのか

ソラン
ソラン

そうなんですね。そちらの血盟の事情も、少しは耳に挟んでいます。一生を共にする誓い、とのことですね。こちらでは、血契は延命が主な目的になっていますが……。

その誓いに、エメスさんを選ばれたのはなぜだったのですか?

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

いろいろあるが……。彼女は、俺の幼馴染の身体を使った屍鬼、なんだ

ソラン
ソラン

それで……血盟を?

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

そうだな……。また俺の知らないところで彼女が、生き返って、そしてまた、殺されるのが怖かったんだ……

少し頭を抱えます

ソラン
ソラン

それは……僕の知っている屍鬼とは、少し異なるようですが。彼女が生き返ったわけではないのでしょう?

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

そうだな。彼女は彼女だ。幼馴染を重ねるのは、間違っていることなんだろうな……

ソラン
ソラン

それは、そう思います

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

だからこのことは彼女には言わない。それでも、彼女は業血鬼によって殺された。もしもまた、新しく今の彼女も……俺はそれを防ぎたかった。……もしかすると、俺は彼女を守ることで、あのときの無力感を払いたいのかもしれない

ソラン
ソラン

失礼ですが……。それは、既に死んだ方のために、今を生きるエメスさんをないがしろにしているということでは?

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

ああ……その通りだ

ソラン
ソラン

口に出さずに、自分の胸の中にしまっている。それで何か変化するとでも? 僕にはそれを責める権利はありません。今まさに、僕がしていることです。すでに亡くなったシオンを崇め、弟を見捨てた。僕にはそうするしかないんです。そうすることがすでに定められています。

……君は、そうではないのでしょう?

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

……そうだな

ソラン
ソラン

もし、それをどうにかしたいと君が思うのなら、行動するべきです

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

俺は……俺は逃げていたのかもしれないな

ソラン
ソラン

僕にはもう、それはできません。君は、今を生きる者を大切にすることができる。それだけは覚えておいてください

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

ありがとう。

……なぁ、もう一回聞かせてくれるか。本当に、ウィル公爵に伝えるのはあの一言だけでいいのか?

ソラン
ソラン

ああ……それ以上言えないんです

九十九 藤十郎
九十九 藤十郎

分かった。そう、伝えとくよ

ソラン
ソラン

ありがとうございます

くらいでシーンカットしてもいいかな?

九十九PL
九十九PL

はーい

本作は「からすば晴(N.G.P.)」および「株式会社アークライト出版事業部」が権利を有する
『人鬼血盟RPG ブラッドパス』の二次創作です。
c2019 からすば晴/N.G.P./アークライト/新紀元社

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